ついに来たザンスカール帝国のMS!!
『機動戦士Vガンダム』のガンプラはあまり種類がないんですけど、特にザンスカール帝国のは壊滅的なんですよね。
ザンネックとかゴトラタンとかリグ・コンティオとか、今見るとカッコイイ機体なんですけど、当時は人気がなかったのも事実。
そんな2020年にいきなり発売されたのがシャッコーです。
RE/100というブランドならではのラインナップ!
このままザンスカール帝国の機体とかF91の機体もどんどん出して欲しいですね。
小型化されてからのモビルスーツ(MS)は1/100スケールがちょうどいいので、RE/100はまさにベストチョイスなんですよ!
まずは三面図から。
ちょっと……シャッコーってこんなカッコ良かったっけ?
設定画よりもスタイルがヒーローっぽくなって、今風のプロポーションになった感じでしょうか。
最大の特徴でもある足首も良く考えられた可動ギミックが仕込まれています。
今回は缶スプレーによる簡易塗装としました。
黄色みたいな明るい色は筆ムラが出やすいので、スプレー塗装は便利です。
エアブラシがあればいいんですけど。
頭部というか目はパーツ差替え式で開いた状態にもできます。
蜂のような印象の頭部ですが、こうして立体物を手にしてみると胴体や襟など複雑なデザインをしてますね。
腰アーマーの裏側など、装甲の裏面をつや消しブラックで塗装しています。
本体が黄色1色なのでメリハリを出したかったのと、ホビージャパン誌の作例がカッコ良かったので真似しました。
組み立ててしまうと外しにくいパーツもあるので、組み立てる前に塗装した方が無難です。
肩パーツはそれで塗装できませんでした。
足首の関節はスネ側に隠されています。
引き出し式で可動範囲を確保しつつ、デザイン上の特徴を上手く再現しています。
正直、この可動には感動しましたね。
さすがバンダイ。
足首部分の装甲(黄色いパーツ)の裏側もつや消しブラックで塗装しています。
アクションポーズ。
付属する武器はビーム・ライフルとビーム・サーベル、それとビーム・シールドだけ。
いたってシンプルですが、可動に干渉するようなものがないのでポージングは自在に決まります。
ライフル構えるだけでもこのカッコ良さ!
アクションポーズその2はビーム・シールドを付けてみました。
F91から発明されたビーム・シールドですが、腕から発生する関係でどうしてもポージングに干渉しがちでした。
シャッコーも同様に腕に発生器がマウントされますが、ヒジの可動と基部の設計が優秀なせいかあまり干渉しないですね。
エフェクトパーツ自体の再現度も高いです。
腰というか太もも上部にマウントされているビーム・サーベル。
ビームまで黄色とはイエロージャケットの皆さんはどんだけ黄色が好きなんでしょうか。
しかしビーム兵器をこんだけ満載にしてもサイズが小さいんですから、ザンスカール帝国もすごい技術力ですね。
というわけで今回はシャッコーのカスタムレビューでした。
今回のポイントは4つです。
- 黄色い成形色は筆塗りだとムラが目立つのでスプレー塗装にしてみました
- 赤、グレー、ガンメタルなどを部分塗装しています
- 今回はセミグロス仕上げ。あえてツヤを残してゴージャスな雰囲気としました
- 装甲の裏面はつや消しブラックなどで塗り分けると効果的です
RE/100はMG化が難しい機体をキット化するためのブランドです。
サイズがデカイとか売上が期待できないとか、いろんな理由があるんでしょうけど、RE/100シリーズはもっと充実して欲しいです。
特にザンスカール帝国やクロスボーン・バンガードの機体をバンバン出して欲しい!
1/100スケールなのに小柄というところも含め、この辺の時代のMSはMGよりもRE/100の方が適しているように思います。
これまでシャッコーに興味がなかったという人。
えー『Vガン』でしょ~というそこのアナタ!
そんな方々にこそオススメしたい超優良キットだと思います。3つ欲しい!!
RE/100 1/100 シャッコー
価格:4,180円(税込)
発売日:2020年5月19日
↓プレミアムバンダイ特設サイト
https://p-bandai.jp/hobby/special-1000011343/