ホントの名前はヴィクトリートゥーなのよ
『機動戦士Vガンダム』の後期主役ガンダムで、今のところ宇宙世紀における歴代最強ガンダムです。
なにが最強って、全長15メートル級の小型モビルスーツ(MS)ながら、背中に積んだミノフスキー・ドライブによって理論上は亜高速まで加速可能というビックリドッキリメカですよ奥さん。
その余剰エネルギーを翼状に放射することでマップ兵器並みの破壊力を持つという無敵さってオーバーテクノロジーだろこれもう…。
でもそんなめちゃくちゃな強さが大好きというファンも多いV2ガンダム、早速、行ってみよー!
メラミンスポンジ仕上げでも使ったのでそこそこ仕上がってます。
細かい色分けは相変わらずの高いクオリティで、関節の可動も結構広いです。
設定上、機体のサイズが小さいのでキット自体もかなり小ぶりなのですが、腕や脚のパーツ構成が工夫されていて組み立てやすいのもナイス。
サクッと組めて出来がイイという秀作キットです。
塗ってみた。
白、青、黄、赤とガンダム基本色しか使わないので楽ちん。
パーツごとにわけられるので塗装も簡単です。
ちょっと細かい部品が多いのでなくさないようにタッパーに入れておくなどするといいですよ、白い方のツノとかなくすので。
塗装完成。
今回は筆塗りにスミ入れ、半光沢のトップコート仕上げです。
黄色を設定よりも濃いめの色にしたのでコントラスト強めの色構成ですけど、これくらいの方が好みなんで。
しかし1/144スケールとは思えない小ささで、この時代のMSがどんだけ強いかわかりますね。
これでサザビーとかより断然パワーあるんですから。
完成写真、三面図。
V2ガンダムの何がそんなに好きなのかなって考えていたんですが、どうやらこの胸パーツの尖りじゃないかと。
ガンダムの胸は平たい面構成ですが、V2ガンダムは機首のように尖ってる。
横から見るとこの鋭角なシルエットがステキ要素なんじゃないかと気づきました。
やっぱり立体で見るとデザインへの理解度が深まりますね。
この角度から見ると胸部の尖り具合がわかると思います。
背中のミノフスキー・ドライブへ続く黄色の線がスーパーロボットライクでもありリアル路線のガンダムらしくもあり、そのバランスが最高なんじゃ~!
ビーム・シールドはクリアパーツが付属。
両腕にシールド発生器があるのに付属は1枚というのが残念。
残念ついでに言うと、背中の「光の翼」パーツは同梱して欲しかった。
プレミアムバンダイ限定品でパーツだけ販売していましたが、ああいうのは必須なんだから限定じゃなくて一般販売して欲しいですよね。
アクションポーズ。
肩の付け根は引き出し構造の上にガバッと開くので自由度は高いです。
胴体のボールジョイントが外れやすいのがタマにキズかなと。
それでもかなりの可動域を確保しています。
ちなみに今回、手のパーツは別売りの次元ビルドナックルズ「角」を使用しています。
キットの手が何となくデカすぎな気がしたので、別売のものを使いました。
表情のついた開き手や握りこぶしがあってなかなか良いですね。
サイズも同じ1/144スケールでS、M、Lと3種類あるので、小型MSから大型のMSまで対応できるというのも便利です。
HGBC 1/144 次元ビルドナックルズ「角」
発売日:2015年7月11日
価格:660円(税込)
「なんでやねーん!」ビーム・ハリセンの愛称でおなじみ、ビーム・サーベルの振動バージョンも付属。
これ付けるんなら光の翼をさあ…。
コア・ファイターも付属します。
変形はしませんのでディスプレイ用ですかね。
設定上2機しかないので超貴重でしたが、オリファーさんがブッ壊しました。
というわけでV2ガンダムでした。
最後は最終回でシャクティを回収したときのポーズで。
ストーリー展開がとんでもなくエゲツナイことで知られる『機動戦士Vガンダム』ですが、あらためて見るとザンスカール帝国のMSなんかカッコイイしVガンダムもすぐ量産化されてリアルだし、見どころも多いですね。
V2アサルトバスターもあるので、こちらもいずれ紹介したいと思います。
HGUC 1/144 V2ガンダム
発売日:2014年1月15日
価格:1,430円(税込)