ブライトたちがアクシズ内部の坑道に爆弾を仕掛け、内側から爆発させたことで二つに分解したアクシズ。
前半分は吹き飛んでいったが、後ろ半分は爆風でブレーキがかかり、逆に地球に落ちるはずだった。
それを伊達じゃないνガンダムが押し返したわけだが、もちろんガンダム1機で押し返せるものではない。
サイコ・フレームによる何らかの現象とされているが、詳細は不明。
それでも破片は地球に落ちずに済みました、で映画は終わっている。
問題はその後だ。
アクシズの破片はふたつとも別の軌道で地球から離れ続けており、なんとその後ろ半分には破棄されたサザビーの残骸が残されているのだ。
宇宙世紀0097年以降に製造が禁止された貴重なサイコ・フレームを求めて、地球連邦軍と謎の武装勢力による闘争が陰ながら行われることになるのだが、このエピソードは『トワイライトアクシズ』という短編で描かれている。
後の『機動戦士ガンダムF91』に登場するブッホ・コンツェルンが登場するなど、かなりマニアックな内容で楽しめる。
このエピソードの中でアクシズは地球から離れ続けており、探索に行った後に地球へ帰還できるギリギリの距離にあった。
つまりアクシズは、本当に宇宙の星屑となったというわけだ。