『ジオニックフロント 機動戦士ガンダム0079』に登場するガンダム
ガンダム6号機っていうと「?」という人も多いかと思いますが、RX-78-6ということでアムロが乗っていたガンダムの系列の6番目の機体なんですね。
これはゲーム『ジオニックフロント 機動戦士ガンダム0079』に登場するそうですが、ワタシはゲームをやってないのでよく知りません。
キャノン砲がカッケーな~くらいのもんで。
詳しい人に聞いたところ旧ザクにやられたガンダムということですが、早速行ってみましょう!
まずは三面図から。
全体的にガンダムMk-Ⅱのイメージがありますね。
時代的には一年戦争期のモビルスーツなので、ジム・カスタムとかあの辺に通じるデザインということでもあるんでしょうか。
シールドがジム・コマンドのものと共通なのがマニアック。
足がハイヒールになっているので、若干ですが脚長効果がありますね。
今回のキットは白い部分と関節などのグレー部分は成形色のまま。
紺色と黄色を部分塗装としています。広範囲なので半分塗装という感じでしょうか。
デカールとシールを貼った後は半光沢のトップコートで仕上げとしました。
定番の俯瞰から。
前後メインカメラとツインアイはシールをキット付属のものを貼っています。
6号機の▼マークもキット付属シール、シールドの連邦軍マークはガンダムデカールです。
胸部と肩、脚部スラスターなどに配色された紺色はコバルトブルーで塗装、黄色はオレンジイエローかクリームイエローで塗装しました。
すべて筆塗りです。黄色パーツは細かく分割されているので塗りやすいですし、紺色部分もパーツ分割されているのでほとんど苦労はありません。
塗り分けで面倒なポイントその1がコレ。リアの腰アーマーにある黄色い部分です。
上の方にあるボックスは内側が塗りにくいですし、下部分にあるスラスター?はパーツ分けされていないので注意しないとはみ出ます。
下地が白いので発色は問題ありません。
バックパックのバーニアノズルは本来黄色なのですが、好みで赤にしました。
塗り分け面倒ポイントその2は脚部に配置されたスラスターです。
特にヒザの先端部分とふくらはぎ内側はパーツ分割もされていないので面相筆などで慎重に塗りましょう。
難しいと思うかもしれませんが、拡大鏡などを使うと意外と簡単にできます。コツはちょっとずつ慌てずに塗ること。ドバっとやるとはみ出ます。
またヒザ先端は下地が紺色なので黄色が発色しにくいですが、ここにシルバーのマーカーを塗っておくと下地がわりになります。
マーカーの特性上、上塗りの塗料で溶け出すこともありますので、あまり筆でなぞらずサッと塗るのがコツ。
ヒジの関節が二重になっているのはもちろん、ここに回転軸が仕込まれています。
これによってアニメ映像でよく見られる腕の曲げ方が再現できるようになっています。
もちろん回転させればグリッとご覧の通り。
これ、HGUCの最新フォーマットということらしいですが、ほかの機種でも採用して欲しいというかもう標準にして欲しいです。
アクションポーズ。
腕だけでなく脚の可動もかなりのもの。
ヒールが高い分だけ立ヒザが難しくなっていますが、ギリギリ可能です。腰の回転を邪魔することもないのでポージングの自由度は高いですね。
シンプルなデザインは一年戦争期のMSならではでしょうか。
背中に装備されたキャノン砲は上下に可動します。
砲身基部にはビーム・サーベルがマウントされており、付属のビームパーツを付ければサーベルを持てます。
というわけで今回はガンダム6号機マドロックのカスタムレビューでした。
今回のポイントは5つです。
- 白い成形色は筆塗りだとムラが目立つので成形色のまま。関節も同様に成形色です
- 部分塗装は紺色のパーツと黄色のパーツ部分に筆塗りで施しています
- 塗装完了後、スミ入れ。今回は黒とグレーを使いました
- 半光沢のトップコートを吹いて仕上げとします
- 細かい塗り分けは拡大鏡を使いましょう。老眼でなくても失敗が減ります
このキットがなんでプレバン限定品なのかわかりません。
実際、現在でも注文を受け付けており、第6次受注とあります。可動フォーマットが最新であることもあり、ガンダムタイプとしては非常によくできたキットですね。
またパーツ分割も色分けが完璧で、今回のように半分塗装みたいな仕上げでも十分見栄えします。
また、未完成状態も再現可能な装甲パーツが同梱され、まさに至れり尽くせり。初めてガンプラを塗装するという人にもオススメできる良キットです。
HG 1/144 ガンダム6号機(マドロック)
価格:2,200円(税込)
↓プレミアムバンダイ特設サイト
https://p-bandai.jp/hobby/special-1000010945/