鉄血でいちばん好きかもなガンダム
共通のガンダム・フレームに違う「ガワ」が付いているだけで、特性や性能が大きく変わるのが『鉄血のオルフェンズ』のガンダムの特徴なんですけど、これはキマリストルーパーを改修した形態です。
キマリス → キマリストルーパー → ガンダムヴィダール → キマリスヴィダールという流れ。
要するにキマリス七変化です。
というわけで思いのほかよく動くガンダムヴィダール、行ってみよッ!
三面図~。
今回は素組、スミ入れとツヤ消しトップコート仕上げです。
フルメカニクス(つまり1/100スケール)用にデザイナーである形部一平氏がディテールを追加していることもあって、かなり情報量が多い!
これスゴイカッコイイんですけど!!
無塗装でスミ入れするだけでも満足度高いですし、可動その他を考えたらこれはこれでアリかなと。
俯瞰から。
ものスゴイ複雑な形をしているように見えて、実際はわりとシンプルな面構成のデザイン。
ただ線が多いので、アニメで作画するのはシンドイかもしれないですね。
ガンプラとしては非常にカッコイイです。
青いガンダムって珍しいんですけど、黒と青、それに赤とシンプルな色構成のためそれほどブルーって感じでもない。
色配置が絶妙だと思います。
ライフル構えポーズ。
鉄血のガンダムでは珍しい銃火器を使う系ですが、なんかスゴイ様になってる!
長いライフルなので構えること自体がバランス難しいんですけど、ヴィダールはすんなり形になる。
腕の可動範囲と腰の回転が効いてる感じです。
腰のバーストサーベルを抜いてみた。
細身の刀身は腰の両サイドに3本ずつ計6本の予備が格納されています。
銃火器を多く使うとはいえ、鉄血の世界ではモビルスーツ(MS)は硬い得物で殴り合うのが基本(笑)。
細い刀身は折れやすいので予備をたくさん持っているということなんでしょう。
キットでも付け替え可能です。
腰のフロントアーマーにはハンドガンが2丁隠されています。
長いライフル、2丁拳銃、そしてサーベルを6本も持っているとなると全身武器だらけ。
敵の組事務所にカチコミに行くガンダムとしてはこれくらい持ってないとダメなんでしょう。
下から。
というのも顔が小さくて奥まっているので良く見えないんですよね。
正体がバレないようにしているのかもしれませんが、それにしたって顔が見えないよ。
ヒザのデカイバーニアがアクセントになっていてカッコイイですけど、この赤いのは別パーツになっているので塗装しなくても再現できるんです。
地味にスゲエなと。
というわけで、1/100フルメカニクス ガンダムヴィダールでした。
鉄血のガンダムって腰のフレームが露出していて独特なデザインなんですけど、食わず嫌いの人って多い気がする。
自分も含めてそうなんですけど、立体物としてガンプラで触ってみるとよくできたデザインだなと実感できます。
とりわけヴィダールはライフルを持つので既存のガンダムに近い分、最初に手に取ってみるにはちょうどいいと思います。
1/144スケールでもキット化されているので、いずれそれも作ってみようかなと思いました。
1/100フルメカニクス ガンダムヴィダール
発売日:2016年12月23日
価格:3,300円(税込)
MG 1/100 ガンダムバルバトス記事↓
1/100 ガンダムキマリストルーパー記事↓