
来たな、ガンダムマークトゥー!!
『機動戦士Ζガンダム』では序盤の主役メカとして登場したガンダムMk-Ⅱですが、最初はティターンズカラーの黒い機体色で、しかも3機同時に登場するなど衝撃的でした。
ガンダムって1機だけじゃなかったのね……的な。
よく考えたらファーストガンダムですら3機くらいあったと最初から言ってたし、そりゃまあ複数いて当然なんですけど、主役メカはオンリーワンってのがロボットアニメの王道でしたからショックでしたよね。
で、今回はリヴァイブ版。
HGUCでのガンダムMk-Ⅱは二種類発売されていますので注意しましょう。
HGUC No.193というのがこの商品です。



パチ組状態もすっ飛ばして塗装完成済みの三面写真です。
今回は筆塗りにツヤ消しトップコートという仕上げ。
全体的にマッシブなガンダムMk-Ⅱのシルエットを良く再現していると思いますが、以前のバージョンとはどこが違うんでしょうかね。

というわけで比較。
並べてみると違いは一目瞭然ですね。
未塗装の素組状態とは言え、旧バージョン(左側)は設定画にかなり忠実、リヴァイブ版(右側)は作画テイストというかかなり細マッチョ体型です。


比較いろいろ。
全高が同じなのにプロポーションバランスが異なるだけでだいぶ印象が異なります。
並べてみるとリヴァイブ版は頭部がかなり小さいのが目立ちますかね。


俯瞰から。
上半身と肩も小さいですね。
旧バージョンの顔はかなり設定画に近い印象です。

アクション比較。
関節の可動範囲はさすがに新しい構造が導入されているリヴァイブ版が圧倒的です。
上半身のひねりや肩の引き出しギミックなどによって射撃ポーズも自然だし、ヒジ、ヒザも二重関節なのでかなり曲がります。


アクションポーズをいくつか。
このリヴァイブ版、なんと劇場版『機動戦士Ζガンダム 星を継ぐ者』でガルバルディβにローリングソバットをかましたシーンも再現可能! ちょっと感動しちゃうかも。
敵のガルバルディβも最新フォーマットによるHGUCキットですから、戦闘シーンの再現が捗りますなあ。
このキットはアクションベースが必須です。

というわけでリヴァイブ版ガンダムMk-Ⅱでした。
どちらを買おうか悩むところですが、アニメの設定画や旧キットのテイストを再現したいというのでなければこちらを買うのがオススメです。
良く動くしプロポーションのバランスも良好。
ちなみにティターンズカラー仕様も発売されていますのでお好みでどうぞ~!
ウーム、こうやって宇宙空間の飛行イメージで写真を撮ると、宇宙背景が欲しくなるな……。
HGUC 1/144 ガンダムMk-Ⅱ(エゥーゴ仕様)
発売日:2015年11月28日
価格:1,500円(税抜)