
待っていたよ……僕のサンドロック!!
『新機動戦記ガンダムW』の主役ガンダムの中でもやや地味な印象のサンドロックですが、なぜかHGでの発売はかなり早い順番となりましたね。
手下ども、もとい随伴機のマグアナックが発売されたというのもあるんでしょうけど、シンプルなデザインゆえに誤魔化しが効かないサンドロックがどのように製品化されたのか、さっそく見てみましょう!


今回のサンドロックもパチ組にメラミンスポンジによる艶消し磨き仕様。
各部へのスミ入れと部分塗装はしていますが、基本的にキットの素組みです。
立ち姿はカトキハジメ氏によるエンドレスワルツ的アレンジでもなく、TV版の本編映像のイメージを大事にしているのがわかります。
設定画よりもちょっと細身でスラっとしているようにも感じますが、全体的にはカッコイイと思います。

俯瞰から。
面構成がハッキリしているからなのか、なんだかとてもカッコイイ。
特に頭部、顔、肩、胸あたりのラインのつながりが気持ちイイなと。


今回のサンドロックは股関節にスライド機構が入ったことでヒザ立ちがとてもスムーズにできます。
ガンダムってヒザ下が長すぎてヒザ立ちが綺麗に収まるのはデザイン的に難しいのですが、太ももを延長するのではなく関節軸を前に出すという異次元発想で解決するなんてバンダイ開発部は天才かと。

チラッ。イヤーンってアホか。
今回特筆したいのが、スカートのリア部分が可動するようになったこと!
これができると脚が後ろに動くようになるので、飛行時のポーズが決まりやすくなるんですよ。
HGシリーズでこれができるキットはほとんどないので、今後はもう標準装備にしてほしいくらいです。





アクションポーズをいくつか。
サンドロックはあまり空中にいる印象はないですが、アクションの幅が広がっていいですねえ。

というわけで新しくなったHGACガンダムサンドロック、いかがでしょうか。
サンドロックの出来がこれだけイイとマグアナックも気になりますね。
さすがに40機は無理ですが、いくつかのバリエーション機と標準タイプくらいまではレビューしたいと思います。
HGAC 1/144 ガンダムサンドロック&ガンダムブレイカーモバイル プロダクトコードセット
発売日:2019年9月14日
価格:1,500円(税抜)