HGUC 1/144 ドム/リック・ドム
発売日:2006年1月22日
価格:1,870円(税込)
ヒート剣はなくしました…汗
ドムといえばザク、グフに続く新型のモビルスーツ(MS)で、当時は重MSなんて言い方をしていたものです。
エースパイロットチームである「黒い三連星」の乗機としてアニメ本編では登場しましたが、これがまあカッコイイこと。
ホバー走行という画期的な機能によって高速移動できるというのがウリでした。
実際は歩いたりする作画を省略したかったかららしいですけど、細けえことはいいんですよカッコ良きゃ。
ということで今回はHGUCドム/リック・ドムをお送りしましょう!
さくっとパチ組完了。
今回は陸戦仕様となるドムを選択。
リック・ドムを選ぶとバーニアの数が増えたりして微妙に使うパーツが違います。
で、なぜかベランダで撮影してみましたが、このキットはとにかく色分けが完璧なところが凄い。
肩の黒い装甲の裏側が赤いパーツで分かれており、このまま組んでも再現されているという優れモノ。
そして特徴的な十字型のモノアイレールもクリアパーツで保護されており、設定どおりに再現されています。
塗装しない派の方にとってはとてもありがたい設計ですね。
塗料ですが、パープル、ニュートラルグレー、ワインレッド、それと黒を使います。
しかしこのパープルが曲者で、ドムの機体色は再現がかなり難しい。
パープルをベースにするのではなく、白と赤を混ぜてそこにパープルを足していくというやり方が良いようです。
そのまま塗ると紫が強すぎてコレジャナイ感が凄い。
で、調色した結果がコレ。
設定色になるべく合わせたのですが、微妙にまだ濃い?
艶っつやなのはいつものことですが、このピカピカ仕上げって結構ステキ。
ガンプラのグロス仕上げにハマる人もいるようですが、確かに綺麗なのでわかる気がします。
仕上げが大変だからやらないけど。
この艶アリ状態ですが、ウェザリングやスミ入れをしたらつや消しクリア―を上からドバっと吹いてしまうので最終的には艶消し仕上げになります。
ウェザリング終了。
ホバー移動するので砂煙とかドロ汚れなんかを意識します。
やる過ぎるとスケール感を損なうのでほどほどで止めるのがコツでしょうか。
それと今回はガンダムデカールを貼ってみました。
情報量が増えて良いですよね~。
ガンダムデカールはかなりのバリエーションが発売されており、ジオン公国軍のマークだのコーションサインだの赤や黄色などのラインだのと、それこそなんでも揃っています。
素組に飽きたら塗装、あるいは塗装をしなくてもデカールを貼ってみるのも楽しみが広がって良いと思います。
ということで完成です。
意外なことにHGUCシリーズの中では比較的可動範囲も広い方で、アニメのようなポーズも再現できちゃいます。
モノアイは上下左右に動かすこともできる(めんどくさいけど)ので、ポーズに表情が出せますね。
やっぱりこれは3機そろえてジェット・ストリーム・アタックを再現しないとかしらね……。
今回は陸戦用のドムでしたが、次回はぜひリック・ドムも作ってみたいと思いました。
ドムって結構ファンが多いらしくて、過去の旧キットも含めて名作が多いんですよね。
このHGUCもかなり満足度の高い良キットでした。
ドム好きならずともオススメです。
それだけにヒート剣を失くしたのが痛い……。