ガンプラ制作に欠かせない便利グッズを紹介!

ガンプラを少しでもカッコ良く仕上げたいとか、ここだけ塗ったらもっと良くなるのに、というようなことありませんか。

初心者と上級者の違いは経験だけじゃなくて、どれだけ道具を持っているかという点も大きいんですよね。

というわけで今回はガンプラを作るのに便利なグッズを紹介しながらザクレロハロを作っていきたいと思います。

レディーゴー!

箱からパーツを取り出してみたところ。

ランナーも部品も少なッ! 昨今のガンプラらしく最低限の色分けが済んでいます。

このあたりの抜かりなさはさすがバンダイですが、色分けが単純なので今回は塗装もやっていきたいと思います。

用意したのはこちらのスプレー缶。

エアブラシとかで塗装するにはそれなりの作業スペースと塗料の飛散を防ぐ塗装ブースが必要です。

そしてもちろん換気できる窓なり環境も。

そんなもんないよ、という人(ワタシ含む)はおとなしく筆で塗るかスプレー缶を使いましょう。

今回はメンドクサイのでスプレーです。

ステキなキャメルイエローで塗ろうと考えていたんですが(実際少し塗った)、途中で塗料がなくなってしまったので急遽、黄橙色に切り替えました。

今回はランナーごと塗ってみます。

部品を切り出してゲート処理などをしてから塗るのが理想ですが、メンドクサイを連発してぐうたら作例にしてみました。

後ろに見えるのは簡易型の塗装ブースです。

スプレー糊を使うときなんかに便利ですね。

文房具扱いだったりしますが、これがなくてもAmazonダンボールの空き箱でもあれば十分です。

塗ったった。

どこで塗るかというと、外です。ええ、お外。

室内でラッカー塗料を使うと毒ガス攻撃なので家人にも不評ですよね。

なので家の前の道とか駐車場のスミとかでやってます。

なるべく人目につかないようにですけど、外で塗ってもすぐに家の中で乾燥すれば、そんなに埃とかゴミが付着することもないです。

プロの方からすると言語道断でしょうけど、趣味でやってるプラモ制作なんでいいんです。

ただし、よく乾燥させましょうね。少なくとも丸1日は我慢しましょう。

乾燥を待っている間に中身をいじります。

青いパーツがハロ本体の中身なのですが、けっこうディテールがすごいのでスミ入れしていきます。

使ったのはこちらタミヤのスミ入れ塗料。

カラーバリエーションも豊富でフィギュアの顔なんかにも使えます。

持っていると便利なので写真の3色くらいはあるとガンプラ制作にはイイと思いますよ。

スミ入れの仕方は以前に紹介してますのでそちらも見てね↓

内部メカや配線なんかのディテールをマーカー塗りします。

こういう細かいパーツの場合はペン先がいくら細くても難しいので、塗料皿に出してから面相筆で塗ると簡単です。

塗装後の面相筆はエナメル系溶剤で拭けばOKです。

いちいち塗料を用意しなくてもマーカー塗りで補えることは多いので、シルバーとゴールドのマーカーは常備しておくと便利ですよ。

マーカーついでに、ガンダムマーカーの新色シャインシルバーと、いつもお馴染みのペベオ4アーティストマーカーのシルバーを比較してみましょう。

ちょうどいいことにザクレロのカマがシルバーに塗ってくれと言わんばかりに黄色です。

これを塗って比較します。

いかがでしょうか。

ペン先が平たくて幅広のシャインシルバーの方がムラなく綺麗に塗れていますね。

対してペベオの方はどうしてもペン軸が細いので面を塗るのは向いていません。

乾燥後の仕上がりはややつや消しっぽい質感です。

下地もなしにいきなり塗った結果がこれです。

左側がガンダムマーカー、右側がペベオです。

ガンダムマーカーはシャバシャバした感じで、塗りやすいのですがちょっと薄いかも。

ペベオはペン軸の太いものを使えばまた違った結果になるかもしれません。

どっちが良いとか悪いではなく、塗る場所によって使い分けるとイイと思います。

さて、スプレー塗装が乾燥したのでパーツを切り出してみましょう。

写真を見てのとおり、ゲート跡の周辺はどうしても塗料が剥がれてしまいます。

また、極端に曲面なパーツは塗料の偏りが出やすく、写真のような塗料溜りができてしまいます。

ランナーごとスプレー缶で塗装するのは簡単そうに見えますが、結果的には修正作業に手間がかかるのでオススメしません。

仕方ないので塗装がダマになったところやゲート跡をヤスリで処理して、筆塗りで修正しましょう。

さてと、塗料のフタを開けようかな……

あら開かない。

ヌオオオオォォォ!目覚めろ俺のセブンセンシズ!! 界王拳100倍だあ~ッ!! 

ハアハア…開かね。ぜんぜん開かねえよ。手が真っ赤だよ。やる気なくした。

っていうそんなアナタに朗報です!

GSIクレオスさんはちゃんと公式で便利グッズを用意してくれているんです。

キャップオープナー。

青いシリコンゴムをビン側に、黄色のレンチをフタ側にはめます。

そんでグッとひねると。

なんということでしょう、あれだけガンコだった塗料のフタが簡単に開いてしまいます。

これにはスーパーサイヤ人もビックリよ。

実際、800円くらい出してこんなの買う必要ないと思っていたんですけど、ふたが固着したときの絶望感と手の痛みを考えたら安いです。

むしろもっと早く買えばよかった。

後半につづく