ニッパーの基本的な使い方
今さらですけどニッパーの基本的な使い方について。
慣れないとメンドクサイかもしれませんけど、体が覚えてしまえば自然にできるようになるので習慣にしちゃいましょう。
まずランナーの下側から刃を入れます。
つい上から刃を入れたくなるのでこれを意識してやるのはメンドクサイけど、刃がどこに当たっているか見やすいのでパーツを傷つける心配が減ります。
そして大事なのがパーツを一度に切り離すのではなく、
ランナーを一部残して切り離すこと。
二度切りすることでゲート跡も少なくなりますし、切り口の白化も抑えられます。
これが切り口の白化現象。
白くなってしまうので色の濃いパーツだととても目立ちます。
赤とか青とか、あとは黒っぽいグレーとか。
ガンプラには多い色なので白化すると修正が非常にメンドクサイです。
塗装するなら気にしなくてもいいんですけど、素組で仕上げるなら目立つポイントになります。
白化しちゃった場合の簡単なリカバー方法として、
マーカー塗りがあります。
ガンダムマーカーなど各色取り揃えている便利グッズがありますけど、そういうのを白くなった部分にチョットだけ塗ります。
乾燥したらメラミンスポンジなどで擦って馴染ませます。
こんだけ。あまりにも違う色だと使えませんが、ガンダムの赤とか青くらいなら大体ごまかせますよ。
刃物の工具は特にイイ物を使うべきで、錆びたり刃こぼれしている道具はケガのもとにもなります。
ニッパーはゴッドハンドでなくてもいいので、せめてタミヤやバンダイの製品を使ってみることを強くオススメします。
作業がめんどくさいと感じるのはガンプラ制作の最大の障害になりますから、単純作業のパーツ切り出しなんかはサクサク終わらせたいですよね。
良いニッパーを使うのは本当に時短になりますので、皆様もぜひ一度お試しください!