宇宙世紀0093年のシャアの反乱以降、大規模な戦争がなくなったことから軍の規模は縮小し、その練度もまた下がり続けていった。

実戦経験のある部隊は少なくなり、主力モビルスーツもRGM-89ジェガンがそのまま継続され続けるという体たらくである。

地球圏を統治する軍隊の弱体化は相対的に警察権の拡大をもたらす結果となり、劇中でも描かれているように「マン・ハンター」と呼ばれる武装警察が幅を利かせることになった。

ちなみにこの傾向は宇宙世紀0123年に勃発したコスモ・バビロニア建国戦争(詳細は『機動戦士ガンダムF91』で描かれる)まで続いており、連邦軍の弱体化はコロニー国家の乱立と宇宙戦国時代の幕開けの要因ともなっている。